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血液内科

長期入院や特殊な治療により、患者様には多くの不安やストレスが生じます。当センターは、患者様お一人お一人との距離を縮める努力として、患者様の心のケアーを含めた苦痛除去に重点を置き、様々な独自の取り組みを行っております。その一部をご紹介いたします。

【末梢血幹細胞移植患者からの闘病手記〜明日、移植を受けられるあなたへ〜】

血液病センターでは、患者様と診療スタッフとのコミュニケーションだけではなく、患者様同士の情報交換を重要視しております。化学療法や移植を受けた方にしか理解できない、治療による苦悩やその解決策などの貴重な体験談を「励ましの言葉」として、次に同じような治療を受けられる患者様へお送りしています。ここにそれらをご紹介いたします。


15【60歳代 男性】

2012年11月末 背骨圧迫骨折、2013年2月中旬 PL病院入院
(要)ベルケイド治療(多発性骨髄腫)というのが私に診断された病名であった。
64歳という私は老人であるから、病気以上に治療は苦しい。 つらい、早く楽になりたいと思う日々が約8ヵ月間であった。

@副作用→脱髪、爪がボロボロになったこと、脱力感、気力がなくなったこと。 A副作用後遺症→これは今後もずっと続くし、一つ一つ自力、他力で乗り越えるしかないと思うので、考えたこと、思いつくことを実行している。

病気自体が難病の1つであるが、先入観にとらわれず、完治するまでと思う日々です。(合掌)