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血液内科

長期入院や特殊な治療により、患者様には多くの不安やストレスが生じます。当センターは、患者様お一人お一人との距離を縮める努力として、患者様の心のケアーを含めた苦痛除去に重点を置き、様々な独自の取り組みを行っております。その一部をご紹介いたします。

【末梢血幹細胞移植患者からの闘病手記〜明日、移植を受けられるあなたへ〜】

血液病センターでは、患者様と診療スタッフとのコミュニケーションだけではなく、患者様同士の情報交換を重要視しております。化学療法や移植を受けた方にしか理解できない、治療による苦悩やその解決策などの貴重な体験談を「励ましの言葉」として、次に同じような治療を受けられる患者様へお送りしています。ここにそれらをご紹介いたします。


14【60歳代 女性】

昨年11月初めて受診した時リンパ腫と言われ、唖然とし何で先生に「主人にえらそうに言ったから?」と質問したように思います。あれから6ヶ月以上、やっと退院出来ました。

治療はしんどかった又、暇だった。あまりにも元気すぎた事もあります。移植療法には、何でこんな治療受けたのかなとも思い、情けなく、自分自身に腹が立つ事もありましたが、もっともっとしんどい治療を受けておられる方がたくさんいらっしゃる事をお聞きし、まあ仕方がないかとあきらめ、1日1日クリアしていきました。

でもおかげさまで歩く事も(あまりベッドで寝すぎ)出来ない、ご飯を食べる事も出来なかった私が今では、お腹がすいたと気付くようになり、ボチボチ快方にむかって行ってると自分で判るようになったかなぁ? 治療を受けたのがよかったか悪かったか、今の私にはわかりませんが、先生方、看護師さん、色々お世話になり感謝しながら今家のベッドでコロコロしています。