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新人教育プログラム

はじめに

当院では、新人教育のプログラムにメンター制度を取り入れています。

メンター制度とは

新人1人1人に薬剤師(メンター)がついて、業務を教わったり悩みを相談できたりする制度の事です。メンター期間は4〜6月の3ヶ月間ですが、その後も引き続きメンターが新人をサポートしていきます。当院のメンターは主に2,3年目の薬剤師が担当しています。

取り組み

スケジュールに沿って業務を習得し、目標達成できるようメンターがフォローしていきます。4〜6月は毎週火曜日に、その後は業務内容に沿ってメンターを中心にレクチャーと確認テストを行い、知識の定着化を図っています。 また、3年目での学会発表を目指し、抄読会や勉強会を定期的に実施しています。

新人指導

年間目標

《4月〜6月》
  • ●薬局の雰囲気に慣れ、薬剤師として自覚を持って楽しく仕事をする。
  • ●入院・外来調剤の流れを理解し、マニュアルに従って調剤ができる。
  • ●薬品の基本的な知識(用法用量・適応症など)を身につける。
  • ●お薬渡し口での患者様への対応に慣れる。
  • ●電話・院内窓口対応を行い院内の流れを理解する。
  • ●麻薬の知識を身につけ、麻薬調剤ができる。
  • ●吸入薬の知識を身につけ、吸入指導ができる。
《7月〜9月》
  • ●各部署への薬品払い出し及び注射薬業務の流れを理解し、マニュアルに従って調剤を行う。
  • ●注射薬についての知識を深める。
  • ●高カロリー輸液調製ができる。
  • ●内服薬監査業務ができる。
《10月〜12月》
  • ●注射薬臨時監査ができる。
  • ●臨時残り番、平日残り番、土曜残り番ができる。
  • ●夜勤ができる。
  • ●抗がん剤調製ができる。
《1月〜3月》
  • ●日曜・祝日日勤ができる。
  • ●注射抗がん剤調製ができる。

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年間スケジュール

1年目 4月 薬局オリエンテーション、接遇研修、入院調剤、外来調剤、軟膏調剤、散薬調剤、一包化調剤、お薬渡し口見学
5月 水薬調剤、電話・院内窓口対応、特殊調剤(向精神薬・毒薬・覚せい剤原料) 、吸入薬(ネブライザー用)調剤、病棟定期薬調剤
6月 お薬渡し口業務、麻薬調剤、吸入指導
7月 注射薬調剤、内服抗がん剤調剤
8月
9月 内服薬監査、高カロリー輸液調製
10月 土曜日臨時残り番
11月 注射薬監査(臨時処方)、平日残り番、夜勤
12月 注射抗がん剤調製
1月 日曜日勤
2月 土曜夜勤
3月 日曜夜勤
2年目 4月 定期注射薬監査、メンター任命
6月 注射抗がん剤調製監査

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