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血液内科

長期入院や特殊な治療により、患者様には多くの不安やストレスが生じます。当センターは、患者様お一人お一人との距離を縮める努力として、患者様の心のケアーを含めた苦痛除去に重点を置き、様々な独自の取り組みを行っております。その一部をご紹介いたします。

【末梢血幹細胞移植患者からの闘病手記〜明日、移植を受けられるあなたへ〜】

血液病センターでは、患者様と診療スタッフとのコミュニケーションだけではなく、患者様同士の情報交換を重要視しております。化学療法や移植を受けた方にしか理解できない、治療による苦悩やその解決策などの貴重な体験談を「励ましの言葉」として、次に同じような治療を受けられる患者様へお送りしています。ここにそれらをご紹介いたします。


21【40歳代 女性】

人間ドックで「多発性骨髄腫」と分かり、とても驚きました。

その後セカンドオピニオンを先生にお願いすると、心良く書類を用意して下さり、他院へ聞きに行きました。
するとまったく同じ治療方法でしたので、貴院でお願いすることに決めました。

入院生活が始まり、1クール目から抗ガン剤の副作用、ステロイドの離脱が酷く、倦怠感、首の張り、嘔吐が出ました。
でも、最も酷かったのが、移植前の抗がん剤でした。嘔吐、下痢のくり返し、「いつ元気になるのか?」不安でした。
でも今の症状を素直に先生や看護師に伝えてみました。そうすると何らかの対処をして下さいますから、気持ちが楽になります。
又笑いも出たりすると、不安が解消されます。

入院生活が長くなると、心配事が増えてきますが、院内には先生、看護師以外にも理学療法士、栄養士等々のプロフェッショナルの方もいらっしゃいますから、思い切って話してみて下さい。