12月21日 大阪市立大学医学部プライマリーケア合同カンファレンスに参加しまし た。
大阪市立大学医学部プライマリーケア合同カンファレンスは、大阪市立大学医学部総合診療科(首藤教授)の関連施設で初期臨床研修を受けている研修医を対象として、年に4回開催される「研修医の、研修医による、研修医のためのカンファレンス」です。
8施設から順番に当番世話人施設を担当し、当該施設の研修医が、会場の設営をし、座長を務め、会場の後片付けをすることで運営されています。
指導医は、会場の後方で研修医の質疑応答の様子を眺め、討論の内容に訂正が必要な時にのみ発言が許されるといった運営方法をとっています。
この合同カンファレンスに毎回参加している当院研修医は、他施設の研修医の発表内容や発表態度、そして質問に対して堂々と受け答えをする姿から、多くの刺激を受けています。そして、自らの研修の足らざる点を自覚し、翌日からの研修に前向きに取り組む良い機会としています。
最近2年間の当院の「戦績」は下記のとおりです。
2015年12月 | 最優秀演題賞(1位) / 植家雄士先生(1年) 「肝機能障害と中性脂肪異常高値をきたした1例」 |
2016年3月 | 優秀演題賞(3位)/ 塚本雄大先生(1年) 「めまい症で救急搬送となった65歳女性の1例」 |
2016年6月 | 最優秀演題賞(1位)/ 岩村陽裕先生(1年) 「鉄欠乏性貧血を認めた24歳女性の1例」 |
2016年9月 | 優秀演題賞(2位)/ 福井秀吉先生(1年) 「肝機能障害と中性脂肪異常高値をきたした1例」 |
2016年12月 | 優秀演題賞(2位)/ 岡村直樹先生(1年) 「当直医が診察前に診断をつけた1例」 |
2017年3月 | 優秀演題賞(3位)/ 岸 美成先生(1年) 「理学療法士の診察が診断のきっかけとなった1例」 |
2017年6月 | (4位)/ 菊池太貴先生(1年) 「研修医の指導中に健診の見落としを発見した1例」 |
2017年9月 | (4位)/ 松岡令起先生(1年) 「皮膚病変が見落とされたため、気管支炎と診断された1例」 |
2017年12月 | 優秀演題賞(2位)/ 浦上実季先生(1年) 「食欲低下・体重減少を来した1例」 |
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